美容医療コラム

Aesthetic medical column

ダーマペンと水光注射の違いとは?! のお話

美容皮膚科で受けられる治療には、様々なメニューがあります。
肌表面に薬剤を塗ったり、光を照射したり、針を使用したり・・・。
本当に様々な治療があり、また日々日々新しいメニューが登場しています。

これらの様々な治療の多くは、意図的に肌に適度な負荷をかけて適度なダメージを与えています。
人間の体は、ダメージを受けるとそれを回復させようと働くようにできています。さらに回復させるならもともとの状態より少し強く回復させようとするものなのです。
加齢とともに衰えていく肌に対して、できれば衰えないようにすること、衰えないというのは難しいとしても少なくとも衰えを緩やかにしてあげることで、今もそしてこれからも若々しさを維持することにつながります。
美容皮膚科で定期的にメンテナンスするのは、健康のために毎日ウォーキングしたりストレッチしたり、ジムで筋トレしたりするのと同じなのです。
肌も鍛える時代ということです。

針を刺す治療として人気の高い2大治療である「ダーマペン」と「水光注射」。
これらはまさにそんな肌を鍛えるにはふさわしい治療です。

針を刺して傷を作ることにより、創傷治癒作用が発揮され、コラーゲン増生が進み、肌質改善につながります。

■ダーマペン

16本の極細針が1秒間に120回振動し、1秒間に1920個穴をあけ、創傷治癒作用と美容成分の浸透を促します。
美容成分を密にしみこませることができるので、比較的表面的なはりつやが実感しやすく、早ければ治療翌日にはわかりやすく体感があります。

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■水光注射

1SHOTごとに9本の極細針で穴をあけ、創傷治癒作用と美容成分の注入を行います。
ダーマペン同様の創傷治癒作用にくわえて、美容成分をしみこませるだけでなく、針をさしたところにダイレクトに届られるので、比較的内側からのふわっともちっとした肌質改善を感じやすいです。成分により注入する深さを調整することもできます。

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ダウンタイムは、ダーマペン<水光注射です。
内出血がでることもあり、内出血がおちつくまでに、長い場合は水光注射で7~10日程度、ダーマペンで4~5日程度かかります。
ダーマペンの場合は、ほとんどの方が翌日にはメイクでほぼカバーできる程度であることが多いので、挑戦しやすいのはダーマペンでしょうか。

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